　　　　　　　　　西吾妻山の植物観察会　　２０１５年７月５日

2015年7月5日午前7時40分，天元台ロープウェイ湯元駅集合で本年初めての観察会です。
本日の参加者22名のうち，3名は弥兵衛平湿原に行き，残りが西吾妻方面に行きます。

第3リフト終点から弥兵衛平湿原に向かう3人は早々に出発です。

天気は不安定で，どんよりと曇っています。

一昨年は満開，昨年はまったくのコバイケイソウですが，今年はそこそこの花

本日の作業のもう一つは，ロープの設置です。
冬の間，取り外しておいたロープを取り付けます。

今年の大凹の全体像、雪の表面に模様を作っている黒い物質が気になります。

大凹での青柳代表の説明
雪田植生と言われる独特の植生で，ヒナザクラ，アオノツガザクラなど咲きます。

ヒナザクラが咲いていました。

大凹からの急登を過ぎて，一休み

少しだけアカモノが咲いていました。まだ，ほとんどはつぼみの状態

梵天岩の直下の木歩道、周囲の植生は荒廃している。

本日は，天狗岩にある吾妻神社のご祈祷登山の日でもありました。
その他，市民トレッキングの団体もあり，賑わっていました。

天狗岩のリンネソウは，気の早い一対の夫婦花だけ咲いていました。

観察会の参加者にもロープ設置を手伝ってもらいました。

お昼頃にポツポツと雨が落ちましたが，数滴で済み，何とか無事に終了です。
湯元駅で解散会の様子。弥兵衛平組も，かもしか展望台からの下りの時に合流しました。