　　弥兵衛平湿原種子採取写真撮影　２０１６年８月１１日

本日は，初めての国民の祝日「山の日」，でも，それと無関係に作業です。
参加者は会員のみ6名　1名は健脚にものいわせて名月荘の先で種取り
2名は種取りしながら弥兵衛平湿原まで、3名は弥兵衛平で，植生の写真撮影
ロープウェイ湯元駅は山の日登山のお客さんで混雑してました。
帰りに聞いたところでは400名くらい登ったそうです。

雲はあるものの，さわやかな天気で，涼しい風が吹いてました。
視界も比較的良かったといえます。
写真は，リフト終点からで，雲の上に，右に月山，左に朝日連峰が見えます。

エゾオヤマリンドウが咲き始めていました。
これは行きに撮影ですが，帰りは結構と咲いていました

これは第一回復区のNo2の箇所の撮影
メジャーを入れて写し，同じところをメジャーを外して写します。

ここは，第二回復区のNo19のあるところです。
No19のしるしが，こもの下に隠れて見えなくなっていました。
湿原からの水の流れがあり，こもが水浸しになって植生の回復を
邪魔しているようでしたので，一番上のこもを撤去しておきました。

ここはNo17からNo18にかけての場所ですが，こもの上に泥がたまっています。
崩れた泥炭がたまったのでしょう。
ここも，植物の成長を阻害しているようなので，こもを剥がしておきたいところです。
本日は，時間がなく，こもはがしは出来ませんでした。

昨年播種した区域に，No21とNo22の新たなピンを打っておきました。

アズマホシクサが輝いていました。

小凹湿原と藤十郎の間に，アズマシャクナゲがありました。
ウラジロの葉です。来年，開花の時期に見てみたいものです。

作業終了し，無事にリフト乗り場に到着しました。
下界に米沢の街並みが見えています。種は昨年よりは少ない収量のようです。