弥兵衛平湿原の種取り 2020年8月23日


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今年,初めての種取りを8月23日に行いました。
天元台ロープウェイ湯元駅で早朝集合,リーダーから本日の要領,注意について説明。
合計12名の参加です。
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日替わりで変化する天気予報で心配でしたが,何とか実施できました。
本来は,8月9日に行う予定でしたが,諸事情で環境省の許可が遅れました。
種取りの場所は,国立公園の特別保護地区などのため,環境省の許可が必要です。
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種取りは,小凹湿原と弥兵衛平湿原とに分かれて行いました。
参加者は,NF米沢会員と置賜森林管理署の方々です。
今年は,コロナ感染問題があり,一般参加を募りませんでした。
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国立公園の特別保護地区での採種は環境省の許可が必要です。
諸事情から許可が遅れ,例年8月上旬に最初の種取りを行ってますが,本日が最初となりました。
これは,小凹湿原での種取りの様子です。
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小凹湿原は,人形石から東に下った鞍部に発達した湿原です。
小さめな湿原ですが,泥炭層は数メートルに達し,池塘も多く分布する高層湿原です。
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ミカヅキグサ,ミヤマイヌノハナヒゲなどの種子の部分をとります。
後に乾燥して秤量するので,種類毎に別な袋に入れて採種します。
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無事に終了して,第三リフト終点で記念撮影
対象の植物は,ミカヅキグサ,ミヤマイヌノハナヒゲ,ミタケスゲ
ヌマガヤ,ミヤマホソコウガイゼキショウです。
採種量は十分とは言えない状況でした。.

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心配していた天候もさほどの崩れはなく,無事に終了しました。
再び,湯元駅で本日の結果と反省です。