下小松の湿原 沼の口湿原 観察会  2012年8月11日


picture
午前中は,川西町下小松の古墳群周辺の湿原を観察しました。
午後は,飯豊町手ノ子に移動し,沼の口湿原を観察しました。
下小松古墳群は,4~6世紀に作られた200基ほどの前方後円などの古墳群です。
周辺の土質は,古赤色土という泥土で,水を含むと粘土化し不透水層になり湿原を作ります。
赤松林の中に点々と湿原が存在し,吾妻連峰の高層湿原と同じような植生がみられます。

picture
湿原には,非常に小さなミミカキグサがあります。

picture
ハッチョウトンボもとても小さい湿原性のトンボです。

picture
オオルリボシヤンマも湿原のトンボです。

picture
キキョウとオミナエシも結構と咲いていました。

picture
これは沼の口湿原のアギナシ(?)

picture
参加者は少数精鋭でした。

picture
サワギキョウかな。