【3-3-3】堀立川遊水地

堀立川遊水地探鳥会+ゴミ拾い(2005-No3) 2005/10/29

10月29日(土)、堀立川遊水地にて探鳥会が行われました。 秋も深まり、段々と冷え込んでくるこの時期、堀立川遊水地にとっては探鳥会のベストシーズンとはいえませんが そんな遊水地も見て頂きたいと企画しました。 今回は、残念ながら声のみの観察に終わった野鳥もいましたが、16種の野鳥達に出会えました。

ノスリ
田んぼの中のビニールハウスの上にちょこんと止まっていました。
観察してから数分後、カラスがやってきて、モビング(疑攻撃)。追い出されてしまいました。 草木が枯れて見通しがよくなるこの季節。開けてエサが見つけやすくなった遊水地では ノスリを見かける回数が増えます。
ドバト
遠くの電線に一列に止まっていました。 1羽だけ白いものがいてちょっと印象的でした。 神社等でよく見かけ、外来種であるが故に、探鳥会でもカウントされない場合もある鳥、ドバト。 エサをやるだけでなく、時々はじっくり観察してみたいものです。
マガモ
エクリプスの解けたマガモ達を観察することが出来ました。 でも、私達の声や姿に驚いたのか、一斉に飛び立ってしまいました。 その飛び立ちは、なかなか豪快でしたが、じっくり観察できず、残念。
モズ
遊水地ではモズの高鳴きがあちこちで聞こえました。 なのに、ヨシやススキに阻まれなかなか見つけられず・・・これまた残念でした。 来春の子育てシーズンに向け、良いエサ場を確保しようとなわばりを主張するモズ達。 この声を聞くと、秋の深まりを感じずにはいられません。
ベニマシコ
ピッ、ピッ、ピッ、ピポ、ピポ。
赤い渡り鳥、ベニマシコが今年も遊水地にやってきてくれました。
声のみの確認でしたが、あたり一杯に響く声は印象的でした。


その他、トビ、カワラヒワ、アオサギ、ヒヨドリ、カルガモ、ハクセキレイ、ムクドリ
コガモ、ハシボソガラス、キジ、スズメといった野鳥にも出会えました。
朝から霧がたちこめ、けっしてベストとはいえない状況で、声しか観察できない
場面が多く大変申し訳ありませんでした。
恒例になりつつある、ゴミ拾いも、参加者の皆様のご協力により沢山集めることが
でき有意義な活動となりました。今日も野鳥達との素晴らしい出会いの1日でした。
どうそ、この自然が末永く守られて行きます様に。