弥兵衛平湿原の播種 筵かけ 2009年10月4日
当初は3日に作業の予定でしたが,天候が悪く4日に変更して弥兵衛平湿原での
播種を行いました。参加者は10人+森林管理署から1人の合計11人です。
弥兵衛平湿原の復元作業現場に直行して青柳代表から早速作業の指示があります。
風が強く,播種をして直ちに植生ネットを被せる必要がありました。
参加者が場所を分担して一斉に播種します。
播種する種は,前の2回の採種作業で取ったミタケスゲ,ミヤマホソコウガイゼキショウ ミカズキグサ,ミヤマイヌノハナヒゲヌマガヤで,それぞれ,8つの袋に均等に分けて 入れてあります。それを,ぱらぱらと均一に散布します。
これが作業前の風景です。黒い泥炭がむき出しのところが,本日の播種する場所。
その右の方の,植生が回復している場所は,昨年までの播種した場所。
播種したところに植生ネットを2重に被せます。
ネット被せが,だいぶ進行したところです。
今年の播種部分全体の植生ネットを被せた様子
植生復元地の全体の様子です。昨年までの作業部分も,ほぼ順調に回復しています。
今回の作業で,この復元地の播種は全部終わりました。
弥兵衛平湿原には,回復しなければならない場所が、まだ,たくさんあります。
9月30日に,NF米沢と森林管理署で,新規の復元実験地の作業を行っています。 現在の復元地の西側の場所です。植生ネットでの被覆と,むしろの被覆,播種あり, なし播種の密度を変えてと6カ所に分けています。 右側がむしろの被覆,左側が植生ネットの被覆です。
作業が終わって記念写真
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