弥兵衛平湿原の種子採取 2009年9月5日
9月5日午前7時30分ロープウェイ湯元駅集合で本年2回目の弥兵衛平湿原の
植生復元のための種子採取がありました。23名の参加(うち2名は森林管理署)で 石巻市からも5名の参加がありました。 健脚班,本隊,ゆっくり班の3班に分け,出発のセレモニーです。
人形石と藤十郎の間にある小凹湿原で,ゆっくり班は,ミヤマホソコウガイゼキショウの
種子採取を行います。ミヤマホソコウガイゼキショウは,荒れた湿地に率先して生えてくる 先駆植物なので,植生復元に適しています。
エゾオヤマリンドウが満開でした。小凹湿原の外れに集団で咲いていました。
弥兵衛平湿原の西端ですが,ここではミタケスゲの種子を採種しています。採種する種子は
ミヤマホソコウガイゼキショウ,ミタケスゲ,ミカヅキグサ,ミヤマイヌノハナヒゲ,ヌマガヤの 5種です。しかし,優占種であるヌマガヤは,例年にまして実が入っていません。
帰り道,人形石で記念撮影をしました。健脚班は,まだ到着せず,入っていません。
お天気は,晴れ間が出たりガスがかかったり,ぱっとしませんでした。
オオバスノキ(大きい葉の酸っぱい木) クロマメノキ(そのまんま,うまい)
シラタマノキ(これもそのまんま,サロメチールの臭い) コケモモ(モモというよりリンゴの味わいか)
オオバスノキ(紅葉している) ベニバナイチゴ,ミヤマリンドウ,アカモノ
ウメバチソウ,ミヤマアキノキリンソウ,イワイチョウ,エゾオヤマリンドウ(青,うす紫,白)
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