【2-2-8】弥兵衛平湿原弥兵衛平湿原-2005年10月-(その8-播種)
今年の播種予定面積は30㎡、果実の採種総数は全種混合して約408,000粒なので、1㎡あたり約14,000粒の果実を
播くことになった。これは、播種面積でも播種密度でもこれまでで最大となる。
10月1日(土)に、総勢9名で今年度の播種およびマルチング作業を実施した。次の写真はその時のようすである。 果実を全部混合し、ポリ袋30枚に均等に分けたものを1㎡ごとに播種した。
05年度播種区(奥の5列)
今年度は、すべて植生マットで二重被覆する予定だったが、最奥の2列は資材が不足してマット1枚ずつとなった。 凍上防止の処置は、来秋行うこととなる。 手前は03年播種区で、植生マットは2枚被覆となっているが、更に今回凍上防止の筵を5枚・3枚・および0枚被せた。
05年度作業完了
04年播種区に筵を0~5枚被せ、今年度の現地での作業をすべて完了した。 凍上防止用の筵は、06年の6月初旬に全部撤去する予定である。この方法で 凍上防止効果が上がることを 念じながら帰途に着いた。 2005年10月1日の播種にともなうマルチングの状況は次の模式図のようになっている。 |