【3-2-4】堀立川遊水地
堀立川遊水地探鳥会(2004-No4) 2004/07/24
7月24日(土)、真夏のギラギラした太陽の元、堀立川遊水地にて探鳥会が行われました。夏は暑さや草木の繁茂など、条件が悪く鳥を見つけるのが難しい時期ではありますが14種の野鳥達に 出会えました。 4名とちょっと少ない人数でしたが、少数精鋭。遊水地産のハーブティーのおまけまでついて楽しいひとときを 過ごすことができました。 オオヨシキリ
1週間前まであれ程さえずっていたオオヨシキリの声がピタリと止まりました。
もう、繁殖の時期は過ぎ、ヒナたちが巣立って、飛ぶ練習に頑張る頃になってきた
のでしょうか。
バン
親子で姿を確認することが出来ました。ヒナは親の2/3位の大きさでしょうか?
まだボサボサの毛がかわいらしいです。すくすく元気に育ってほしいですね。
ホオアカ
殆どの野鳥達がさえずらなくなったこの時期。
ホオアカは、元気にさえずってまるで自己主張している様です。
相変わらず、真っ赤なほっぺがかわいい元気者です。
カワセミ
白壁さんのみの確認です。
飛ぶ宝石は、ゆっくりする事なくあっという間に飛び去ってしまった様です。
ゲストの皆さんにお見せ出来ずご免なさい。今度はゆっくり姿を見せてね。
モズ
トビやノスリ、チョウゲンボウといった猛禽類がよく止まっている遊水地の鉄塔に
今日は小さなハンター、モズが止まっていました。
体は小さくともそこはハンター。高いところで獲物を狙おうとしたのでしょうか。
カルガモ
遊水地の真ん中を流れる水路に、カルガモの親子が泳いでいました。
人間(私達)の姿を見掛けると、すーっと奥の方へ泳いで行きました。
人慣れするカモも多い中、人間を見て逃げて行くのは野生の証拠。
逃げて行くのは寂しいけれど、やっぱりほっとします。
ツバメ
夏鳥の代表選手ツバメ。水路の水の上をピチャとはねる様に飛んで水を飲んでい
ました。決して珍しい野鳥ではありませんが、行動のひとつひとつは、とっても興味深い
ものです。
それにしても、飛んだまま水を飲んで、飲んだ気になるのかしら・・・ね。
ヨシゴイ
遊水地の夏鳥の代表。ヨシゴイに出会えました。
ふわっと飛んではヨシとヨシの間を飛び移り、すぐヨシの中に姿を隠してしまうので
スコープで捕らえてじっくり観察もままならない状態でした。
数の減少が懸念されるヨシゴイがいることは、この遊水地の大切さを物語ってします。沢山のヒナが巣立ってくれることを祈りたいと思います。
その他、アオサギ、キジ、ドバト、スズメ、カワラヒワ、ハクセキレイといった野鳥にも出会えました。
今日も野鳥達との素晴らしい出会いの1日でした。
どうそ、この自然が末永く守られて行きます様に。
追伸)皆様暑い中、探鳥会お疲れさまでした。24日の午後、堀立川遊水地を通る機会が あり数十分観察しました。池になっている箇所でカワセミを確認出来ました。 他午前中には確認できなかったキジバト、ムクドリも確認出来たことをご報告致します。 また、今回の探鳥会の案内役が不慣れで不手際もあったことをお詫び申し上げます。 |