【3-2-5】堀立川遊水地

堀立川遊水地探鳥会(2004-No5) 2004/10/30

 10月30日(土)、堀立川遊水地にて探鳥会が行われました。 だいぶ秋の色も深まり、冬へのカウントダウンも始まるこの季節、遊水地も秋色に染まっていました。 そんな中、14種の野鳥達に出会えました。

コガモ
冬、飛来するカモ類の代表、コガモがまたやって来ました。 オスはエクリプスで、オス・メス見分けがつきにくい状況でしたが、 徐々に羽が替わりつつあるオスの姿も見られました。 いつものおしゃれなコガモの姿になるのが楽しみです。
ダイサギ
真っ白な翼が優雅なダイサギに会えました。 散歩中の男性が「タンチョウヅルがいる」と間違って教えてくださったのも 無理はありません。 一度立ち去っても、また戻ってくるなど、何度も私達の前に現れてくれました。
アオサギ
ダイサギと共に現れました。遊水地の鉄塔のてっぺんにずーっととまっていました。 あの高いところから、何を見ていたのでしょうか。。。
ジョウビタキ
オレンジの胸の色も鮮やかなジョウビタキが今年もやって来ました。 この鳥がやって来ると、もうすぐ冬。 堀立川遊水地にも、「ヒッ、ヒッ、ヒッ」の鳴き声が響くことでしょう。
シジュウカラ
樹木から樹木へ移動し、動きがチョコマカしたシジュウカラ。声はすれども、姿はあまり見ることはできませんでした。 今度は、ネクタイのおしゃれな姿を見せて下さい。
ホオジロ
チチチ・・・チチチ・・・とススキの間を隠れる様に移動しているホオジロ。 「一筆啓上仕り候」と木のてっぺんで高らかに鳴く、恋の季節とは対象的な姿でした。 いつも私達が知っている姿とはちょっと違うけれど、これがホオジロの もうひとつの姿。生活スタイルなんですね。。。
モズ
モズが民家のアンテナのてっぺんにとまっていました。 春も冬もいる鳥ですが、モズには何故か秋が一番似合う様な気がします。 体全体が明るい茶色で、まるで紅葉している様に見えるからでしょうか。 それとも、童謡「小さい秋」に”モズの声”と歌われているからなのでしょうか。 そう、今は「モズの高鳴き」の季節です。
ハクセキレイ
ハクセキレイの背中がグレーになっています。冬羽です。 今年の夏はあんなに暑かったのに、8月からもう冬羽でしたが。。。 ハクセキレイの衣替えは旧暦なのかな?
その他、トビ、スズメ、キジ、カルガモ、ハシブトガラス、カワラヒワといった野鳥にも出会えました。 今日も野鳥達との素晴らしい出会いの1日でした。
どうぞ、この自然が末永く守られて行きます様に。