【2-2-2】弥兵衛平湿原弥兵衛平湿原の植生復元の試み(その2-2000年保護工事・播種試験)
[2000年の保護工事後の姿(1)]
![]() この一画に最初の播種試験区が設けられている。
[2000年の保護工事後の姿(2)]
![]() (1)の場所は裸地化した泥炭面積が広く、ほとんどが植生マットで覆われているが (2)の場所は狭いところに水が集中し、そこだけが母岩まで浸食されている。 泥炭がなくなった水路は主として植生ロールで水の流速を抑え、両側の浸食を予防する工事となった。
[最初の播種試験区]
![]() 植物の種類は現地に多いヌマガヤ、ミヤマイヌノハナヒゲ、ミカヅキグサ、ミタケスゲなどで、 種子を混合し、3段階に密度を変えて播種した。 この写真は翌2001年の夏、発芽状態を確認するために撮影した。
[高密度区]
![]() ほとんどがミヤマイヌノハナヒゲ(播種量が最も多い)で、若干のミタケスゲとごく少数のヌマガヤが見られた。
[中密度区]
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[低密度区]
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